VOL.1日本が抱える恒久的な課題、防災・災害復旧に柔軟に対応

テラセル®工法・グランドセル®工法

簡単!つまりスピーディー
つまり低コストなテラセル工法・グランドセル工法

今回は、営業部門加工品営業本部生産技術部の石垣さんと原田さんにお話を伺いました。

従来からコンクリートを使用した擁壁、のり枠、路面や、砕石などを使用した基礎が一般的でしたが、東京インキが開発した「テラセル工法」「グランドセル工法」により工程・工期の短縮、コスト削減、さらには施工後の景観までもが様変わりします。擁壁分野では、国土交通省が認定する「活用促進技術」として新技術情報提供システムNETISに登録されています。のり面分野では、鉄道総合研究所と新境地である鉄道への普及のため共同研究も実施しています。また、基礎分野では、実証実験を行い東京大学との共同研究による成果で、市場が拡大しています。また、グランドセル工法は製品ラインナップを充実させ市場へ展開しています。

石垣「テラセル®工法は『誰にでもできる』と言っていいほど施工が簡単で、法人のみならず個人からのお問い合わせもあるくらいです(*)。もともとはアメリカ軍による軍用車や戦車が戦場で走りやすくさせるための技術で、これを国内向けにリファインして導入したものになります。使用する『テラセル®』という資材は一見すると薄いシート状ですが、広げるとハニカム構造になり、砂利などの中詰材をハニカム内に詰めて使用します」

原田「従来工法と違い、施工した場所はもともとそこにあった植物相に戻っていきます。構造物は1年ほどで草に埋もれるので、皆さん目にはしていても気づくことはないでしょうね‥‥」

石垣「私は『おっ、ここはうちの工法だ』と密かに思いながら通過していますよ(笑)」

道路脇や住宅裏山の崩落というと思い出されるのは東日本大震災です。あまりにも被災箇所が多く、土嚢で応急処置されたまま復旧工事を待つ崩落現場が少なくありませんでした。そんな状況下で復旧スピードを飛躍的に向上させたのもテラセル®工法でした。しかしその後も、傷の癒えきらない日本を災害は襲ってきています。

原田「地震・豪雨・インフラの老朽化などでこの工法を必要とする事案は日本のどこかしらでいつも発生しているので、防災の観点からテラセル®工法を採用する事例も増えています。東京インキでは大学をはじめとする研究機関と共同して、そうしたニーズに対応した施工方法を開発してきました。今後もまだまだ進化しますよ」

*弊社では個人向けの販売は原則として行っておりません。

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