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    Vol.1 日本が抱える恒久的な課題、防災・災害復旧に柔軟に対応

    テラセル®工法・グランドセル®工法

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石垣

「テラセル®工法は『誰にでもできる』と言っていいほど施工が簡単で、法人のみならず個人からのお問い合わせもあるくらいです(*)。もともとはアメリカ軍による軍用車や戦車が戦場で走りやすくさせるための技術で、これを国内向けにリファインして導入したものになります。使用する『テラセル®』という資材は一見すると薄いシート状ですが、広げるとハニカム構造になり、砂利などの中詰材をハニカム内に詰めて使用します」

原田

「従来工法と違い、施工した場所はもともとそこにあった植物相に戻っていきます。構造物は1年ほどで草に埋もれるので、皆さん目にはしていても気づくことはないでしょうね‥‥」

石垣

「私は『おっ、ここはうちの工法だ』と密かに思いながら通過していますよ(笑)」

原田

「地震・豪雨・インフラの老朽化などでこの工法を必要とする事案は日本のどこかしらでいつも発生しているので、防災の観点からテラセル®工法を採用する事例も増えています。東京インキでは大学をはじめとする研究機関と共同して、そうしたニーズに対応した施工方法を開発してきました。今後もまだまだ進化しますよ」

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