Tokyoink

人材育成

当社は、企業が成長していくためには『人』が最も重要であると考えています。そのため、人材の育成に関しては、日々の業務を通じて従業員一人ひとりが成長を感じられることを重要視しています。各階層に必要となる階層別研修に加え、個人の能力が最大限に発揮できる仕事を模索するため、さまざまな職種への異動を通じた育成に努めたいと考えています。 今後も、『人』を大切にする企業であり続けるために、従業員一人ひとりが、自分にあったキャリアを通して、成長実感を得ることができる組織を目指します。

経営戦略と人材戦略の連動

当社グループは中期経営計画における経営方針で、「市場が求める価値の追求 とりわけ環境・社会に貢献する製品・サービスの提供」および「低成長時代に耐えうる高効率な運営体制の実現」を掲げております。 本経営方針を達成するために、人事戦略は基本戦略および事業戦略と共に経営方針を実現するための一部であると定義し、基本戦略、事業戦略との連動性が担保された4つの柱を軸とした人事戦略を策定しました。策定にあたっては、現状との乖離について定性・定量分析を実施し、取り組むべき課題を明確化いたしました。

図1. 経営戦略と人事戦略の関係図

人材マネジメントポリシー

基本戦略、事業戦略および人事戦略との連動性は、基本戦略および事業戦略にて定めた各戦略項目に必要と考えられる、多様な人材の育成・確保、リーダーシップ、変化に応じた再配置、キャリア構築、を柱としております。 また、これら人事戦略を実現するために必要な人材ポートフォリオを定め、求める人物像を具体化し、その人材をどのように成長させていくかの観点から人材マネジメントポリシーを策定しています。

図2. 人事戦略概念図

人材育成方針

当社では、【採用】【配置】【評価】【処遇】【人材開発】の人材マネジメントポリシーを定め人材を育成しております。 配置におきましては、組織改革や業務改善をリードし、市場の変化に対応できる人材を育成するため、異動による経験機会の創出を推進してまいります。 人材開発におきましては、様々な部署での業務知識や人間関係を構築し、従業員の成長機会を創出すると共に、その能力を最大限に発揮できる組織構築にも繋げてまいります。また、複線型キャリアで定めたそれぞれの役割に合わせた様々な研修内容を提供することで、従業員が将来のキャリアを選択できる柔軟な制度を促進してまいります。

教育体系図

社内環境整備方針

人事戦略を達成するため、人材マネジメントを一元管理できるHRシステムの導入、および評価や異動の最終決定を担う人事委員会を設置しております。 また、多様な働き方や適材適所での働きがい、それに応じた的確な処遇を実現するため複線型キャリア制度を導入しています。 人事制度では、行動指針を体現するものとしてバリュー評価を組み入れ、従業員の自己研磨および向上心を図り、HRシステムと合わせて定量的に評価していくことでエンゲージメントとして成長実感、満足度等も向上させる取り組みを推進しております。 人材の多様性に関しましては、ソーシャルレスポンシビリティ委員会を発足させ、人事部と共にダイバーシティに関する取り組みを進めております。少子高齢化が進み、労働人口が不足していくことが想定される今後において、女性、外国人、障がい者、シニア層など多様な人材が活躍できる環境を整えるべく取り組みを進めてまいります。

社員エンゲージメント

エンゲージメントの調査として、「従業員意識調査」を年1回実施しています。社員の成長やエンゲージメントのさらなる向上を目指し、制度改正などを含めた人事施策の改善活動を実施しています。