高山本線の豪雨災害復旧工事において、砂防堰堤の構築や堆積土砂撤去に必要となる進入路整備の土留め構造として「テラセル」が採用されました。仮設構造と本設レベルの性能、双方の条件を満たした計画が求められるなか、コストと施工性の両立が評価されました。 テラセル®擁壁工法 NETIS登録番号:KT-090023-VE(2020年3月掲載満了)
現場概要・採用箇所: 岐阜県飛騨市・用途 : 進入路整備に伴う土留め構造・採用製品: テラセル
災害復旧計画では、線路を跨いだ山側に維持管理用の進入路を確保する必要がありました。一般的な腹付け盛土では用地境界を越えるため、土留めを構築し、限られたスペースで進入路を形成する必要がありました。当初検討された仮設工法は、高コストや耐久性の課題が懸念され、合理的な代替案が求められていました。
・大型重機を必要とせず、狭隘な現場で施工が可能・軽量・コンパクトで搬入性に優れる・コストメリットが大きい・鉄道土木における実績を有し、信頼性が担保されている
テラセルの採用により、用地内に収まる進入路が構築でき、施工性・経済性を確保した計画が実現しました。本事例をきっかけに、鉄道土木におけるテラセルの認知が広がり、踏切、クレーン基礎などへの用途拡大にも寄与しました。