VOL.4生産者とタッグを組んで開発!比類なきスペックのハウス用多層断熱資材

エナジーキーパー® エナジークロス

「他の選択肢ない」と評価されるスペック、
生産者の生の声を徹底ヒアリングして実現

今回は、営業部門加工品営業部の木戸さんともに、輪菊の周年電照栽培にエナジーキーパー®(EK-WF)を採用している施設園芸農家Tさんを訪問してお話を伺いました。

エナジーキーパー®は、ラッセル編技術や特殊な縫製加工を駆使してこれまでにない高い断熱性を実現したハウス用多層断熱資材です。その最大のメリットは、冷暖房コスト30%削減という検証データが示す省エネ性。5種類あるラインナップは、いずれも試作段階から生産者とタッグを組んで改良を重ね、農作物それぞれの栽培シーンに合わせた最適なスペック(保温性・遮熱性・遮光性・採光性・柔軟性・収束性・軽量性など)で展開されています。Tさんにも開発にご協力いただきました。

Tさん「これまでは韓国のキク農家を視察してやっと見つけて取り寄せた韓国製資材を使っていました。ただ韓国製は分厚く、カーテン装置にかかる負担が大きくて装置の故障の原因になって困っていました。修理に費用がかかるし、何より直るまでの数日カーテンが閉まらないと葉が焼けちゃうんですよ。代替えできる資材も国内にはなくて...」

「代替えできる資材がない」。それは開発する上でベンチマークとなる製品が無いということでもありました。そんなEK-WFがトップクラスの生産者ニーズに応えるスペックを実現できたのは、キク栽培の第一人者して花き業界で知られるTさんからの的確なフィードバックのおかげでした。

木戸「例えばEK-WFは収束性に優れたモデルですが、キクが光に対してどれほど敏感な植物で、同じハウス内でも日向と日陰で生育にどれだけ差が出るのか、それならどこが改良ポイントか、どういう仕様が必要か。本当に多くのことを教えていただきました」

さらに、「遮光性と光拡散性を併せ持つ」という特徴についても、従来の布団資材にない優位性を評価していただきました。

木戸「キクは日長が短くなると花を咲かせる短日植物です。一般的に輪菊の周年電照栽培というと、開花調整のため真っ暗に遮光したハウスで電照して日長調整するイメージがあると思います。EK-WFの場合、製品の内側は白く、遮光率99.9%以上でもハウス内は適度な明るさが保たれ、作業性の点でもハウス内環境が大きく改善されます」

Tさんには、コロナ禍で経営的に難しい局面が続く中、「オレの栽培には無くてはならない資材。ほかに選択肢はない」と既存資材からの切り替えを決断していただきました。

Tさん「今は花の市場も冷え込んでいますが、葬祭用装花や仏花としてのキクの需要はいずれ戻ってきます。その時に安定した品質を維持しながら市場が求める出荷量に応じていきたい。(既存資材は)耐用年数的にはまだまだ使えるのですが、このタイミングでの設備投資を決めました」

エナジーキーパーと保温用内張りカーテン資材として開発された新商品「エナジークロス」の張替工事を終えたばかりのハウス内で、「内張りはALL東京インキだ」と、うれしい言葉をかけていただきました。

木戸「当社としても、生産者のニーズを具現化した製品づくりで、日本農業の進展に寄与していきたい」

軽さ・薄さ・柔軟性に優れたエナジーキーパー®は約70cm(750cm幅の場合)とコンパクトに収束。日陰をほとんど作らない。

耐候安定性試験では、2,000時間(5年相当)でも外観の変化はほとんど無いという結果が得られている。

遮光率99.9%を維持しながらも、白いアンダーシートの持つ光拡散性によりハウス内は適度に明るい。

長いもので1ヶ月とTさんの育てるキクは花持ちが良い。「仏壇に供えたり花瓶に生けて、毎日花を見てなごんでほしい」とTさん。