今回は、吉野原工場に拠点を置く開発部のTさん(写真中)、Sさん(写真左)、Aさん(写真右)にお話を伺いました。
医療・工業・農業など幅広い分野で利用されている放射線。身近なところでは空港の手荷物検査、意外なところでは農作物の品種改良など、放射線は実にさまざまな用途で利用されています。東京インキでは2016年、そうした放射線技術の研究現場からの要請に応えるべく、プラスチックシンチレータの開発に着手。2025年12月に一般販売を開始した放射線測定用材料『ルミネード® X』は、開発チームがこのとき蒔いた「種」から育った製品の一つです。
シンチレータとは、人間の五感では検知できない放射線に反応して光を発する材料。当初は研究用途という小規模なニーズしかなく、「はたしてビジネスと言えるのか」と悩んだこともあったそう。「種」はいかにして芽吹き、そして開花したのでしょうか。